自然、四季と、時を共にしてきた日本文化は色鮮やかで魅力的だ。
私は、そうした過去の日本文化に憧れている。
憧れるという言葉を使うほど、私の生活に過去の面影は薄い。
自然に寄り添う中で生まれる陰と陽、曲と直、不揃いや相反するものを、ひと繋がりにし、独自の文化を編み出してきた日本。
現代に浸る私にも、その感性は残っているだろうか。
木が空の下、時間をかけてつくった流れに、私が内に見た流れを乗せる。
そうすることで、過去と現代、二つの時間を行き来するような作品をつくりたい。